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少イ左の部屋_

ドット絵とゲーム制作など


Tonyu2でマップの遠景・近景を作りたい  

Tonyu2はマップ作製の時点でレイヤーが分かれているので
いったん奥の景色を「Base」としてタイルを敷き詰めた後で
map_zenkei3.png
          ↓
手前の景色を「On」で乗せることができるのです!
map_zenkei2.png
このため初めから「景色が重なったタイル」を作らなくても、
組み合わせで背景のバリエーションを出すことができるようになりました。



で、よっしゃプレイするぞ!っつってやってみると
map_zenkei1.png
あくまで背景かい!!!っていう・・・
キャラクタの手前に来ませんよね。当然ですね。
最初やった時はオブジェクトよりも絶対手前に来るのがONなのかなと思ってました。


Tonyuのサイトに記載されたマニュアルはこれだけで
マップをゲーム実行時にもレイヤに分けて動かしたい時の方法がわかりにくいかと思ったので
いったん自分で実装しているときの方法を書きます。


まず、いったん1枚のmapを作成し
遠景をBase、近景をOnで作りこんでしまい、そのマップファイルを複製します。
map_zenkei4.png

で、近景のみのファイルと遠景のみのファイルにするため、
それぞれOnのレイヤをすべて消す、Baseのレイヤをすべて消す、という作業をします。
map_zenkei5.png map_zenkei6.png
この作り方をしないとマップごとの相対位置がわからないので、
どこに近景のタイルを置けばいいのか全く分からなくなる。


で、マップを読み込むときにそれぞれzOrderを変えて取り込む
例えば以下の例だと遠景が10、近景が-10 (キャラは0にしてます)
map_zenkei8.png


そうするとこんな感じで手前の景色の裏にキャラが来て、その裏に背景が来る、
という状態ができます。
map_zenkei7.png


もっとスマートなやり方があれば知りたい。

Posted on 14:07 [edit]

category: ゲーム制作

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Tonyu2使い方  

Tonyu2を実際に使ってゲームを組んでみるまでの流れを書きます。

公式サイトでダウンロードしてソフトを起動します

②とりあえずキャラクタの画像を準備した前提で書きますが
「ウインドウ」「画像リスト」を押します
tonyu01.png

③作った画像を「ここにドロップ」というエリアに放り込みます。
取り込み様式は以下のように4種類から選ぶことができるので
16*16のタイルがぎっしり詰まった画像なら1パターンの大きさ指定で16*16を入れれば
勝手に個々のタイルとして名前を付けてくれますし、
この画像のようにサイズの異なる絵がバラバラ置いてある場合でも
「Tonyu1互換」で取り込めば、左上から順に画像に名前を付けてくれます。超簡単。
tonyu02.png


④ファイル→新規 でオブジェクトを作ります。
要はゲームで動かしたいキャラとかのことです。
tonyu03.png


⑤Charaという名前でとりあえずオブジェクトを作ったので
そこにプログラムを書きます。
内容は左右を押すとキャラクタが移動して、画像が変わるというだけ。
tonyu04.png


⑥実行を押すかF9を押すと書いた内容がすぐ実行されます。
tonyu05.png


⑦できたー(早)と思ったら公開を押します。
tonyu06.png


⑧「HTML作成」を押すとHTMLの文章がびゃーっと画面上に表示されるんですが
これを例えばメモ帳に張り付けて、拡張子をhtmlで保存します。
tonyu07.png


⑨できたものをクリックすると、通常使うブラウザが立ち上がって
ゲームが実行されます。開発終了です。超早い。
tonyu08.png


⑩ランタイム作成を押すとファイル一式が出力されるので、
たとえばFC2のホームページを持っているなら、
ホームページのサーバ上に出来上がったファイル群をそのまま投げ込みます。
tonyu09.png


⑪で、そのホームページのリンクを張るだけで動く状態になります。
これで開発~完~です。超早い。


実際はゲームとなるともっといろいろ記述しないといけないし、
画像や音声も作ることになるので時間かかりますけど、
大まかな流れはこれだけ。そんな難しくないでしょ?

Posted on 22:38 [edit]

category: ゲーム制作

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選択肢としてのTonyu System2  

ゲームを作ろうと思った時に、何で開発するか、という選択肢は非常に多いんですか、
その中でTonyu2を使った場合に、メリットが生じるケースについて、私見を書いておきます。

【メリットのあるケース】
①最終的に作りたいものがゲームボーイ~スーファミ程度の2Dゲーム
  かつ超オーソドックスなJRPG以外を作りたい
②パソコンでもアンドロイドスマホでもiPhoneでもできて、マルチタッチ検出も可能なゲームが作りたい
③ダウンロード式もWeb上での公開も、どちらも展開する可能性がある
④プログラムの経験はないがプログラムの勉強はしたい、
 またはプログラムに特に興味はないがプログラマの友人がおらず、
 でもゲームは作りたいので、自分で組まざるを得ない、というスタンスの人

要するに私のように職業プログラマでもなく、
自分のやりたいゲームを一人で小規模開発して公開したい、という場合に向きます。
→学生さんとかは大概そうなのではないかと。

言語選択した時点でWindowsでしか実行できませんとか、
携帯では実行できませんとか、
携帯で実行できますがマルチタッチ対応してませんとか、
いきなり門戸が狭まるのは大変もったいないので
デバイスも増えてきた今だと②の要望は多いのでは。


【他のソフトを勧めるケース】
①バリバリ3Dのゲームを作りたいなら、はじめからUnityなどを勉強したほうがいいです
②マルチデバイス向けにつくるのであっても、
 所謂JRPGを作りたいなら正直ツクールで十分だと思います。
 ただRPGと弾幕を組み合わせたUndertaleのような新しいジャンルをつくるですとか、
 アクションゲームを作るですとかの場合は、プログラミングが必要かと
③基本html出力なので、Windowsの実行ファイルexeやアップルストアでの販売を考えているなら
 他のソフトのほうがいいです。(exeならTonyu1で作成可能だが)
④プログラムをやる気はなく、
 ブロックを組み合わせるように直感的で簡単にやりたいなら
 Scratchでも使えばいいと思います。
 ただこれを選択する人はゲーム制作向いてないと思う。
⑤ゲームの絵だけ描きたいとか物語だけ書きたいなら、
 素直にプログラマを探して一緒に作ったほうがいいです


【メリットとは?】
最初に述べたメリットについて、他の選択肢と比べてどういう点が良いか。

たとえばJavascript + enchantで最初に書いた「メリットの出せるケース」の要件のものは作れますけど
使ってみるとゲーム内容の開発に入るまでに必要なステップが多いです。

よーしゲーム作るために画像を準備したので
プログラムで読み込むか!と思い立ったところで、
画像を読み込むためのプログラムとか、なんならフレームレートの設定とかから
まず書かないといけない、みたいなステップがあって、すぐ組めない。
もしくは画像の取り込みにいちいち手間がかかる、といったケースが多いです。
ツクールでゲーム作るつもりで始めたらツクールを作るとこからスタートみたいな。

具体的にTonyuのいい点は
・画像や音声の取り込みとマップ作成機能が最初からある
・マップとの衝突判定やオブジェクト間の衝突判定のための関数、
 キー入力やタッチ入力の関数がはじめから存在する
→この辺の根本から開発しなくてもいい
・ifやforだけではなく継承や関数の作成や配列などの要素も当然扱えるので、
 他の言語やるときに知識が活かせるところは多分にある
・intなどの変数の定義が不要なので
 プログラムの教科書にありがちな硬~い部分をすっ飛ばして開発できる
→これに慣れてしまうことのデメリットもあるが、「プログラムそのものに慣れる」ほうが重要では、と

などがあり、
要するにゲーム作りたいときに、ゲーム作る以外の下準備にかかる手間が
圧倒的に少ないのが最大のメリットかと。
→公式ではインストールなしにブラウザ上で開発できるところを推しているが(容易に授業などで使えるため)
  正直ゲームを作るならダウンロードして作ると思う



【そもそもなぜゲームを作るのか】
これはTonyu関係ないですけど、ゲーム作らない人もいると思うので
個人的にゲーム作ることについての意見も書いておきます。

学生の時は時間もあったので、結構いろいろなゲームをやったんですが、
やったところで最終的に「飽きる」ことが多く、いまいち満足できないというか
もっと面白いゲームはないのか、というストレスが逆に溜まったんですよ。

一方でそういう不満を言うのなら、自分はそれだけ面白いものを作れるのか、
不満を言う資格があるか?ということも逆に考えるわけで
だったら作ってみるかと思って、初代Tonyuでゲーム開発→ドット絵を打つようになったわけです。

で、公開してるものも非公開のものも含めていろいろゲームを作ったところで思ったのが
いかにゲームが総合的なエンターテイメントであるか、ということ。

自分で一から作ると
「キャラデザイン」「モーションデザイン」「画面構成」「UI(アイコン、文字など)」
「音楽」「効果音」「ストーリー」「ゲームシステム(ゲーム内容そのものからスコア計算方法まで)」などなど
非常に多くの要素を考える必要があって、
逆に言うとこれまでやっていたゲームがこれらの要素を考えたうえで作られていたわけで、
そういう視点でもう一度ゲームをやると、勉強になる要素がすごく多いんですよ。
「飽きた」ゲームでも視点次第で面白みが変わるというか。

これがゲーム以外でも適用されることで、
例えば小説を読んだ時のストーリーの作り方であるとか、
なんとなしに見たアニメのキャラクタの動き方、動くのを前提としたキャラデザインの仕方とか、
その辺の駅広告の紙面デザインの作り方とか、いろんな要素が参考になるわけで
普通に生活しているだけで飽きがこない、といった心理状態になるわけです。

なのでまぁ、ゲーム以外の創作も結局そうですが、
ゲームは総合エンタテイメントだからなおさら、
作ってみると得られるものは多いよって思うわけです。



Posted on 21:41 [edit]

category: ゲーム制作

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マップタイル  

mapchipimage1.png

マップ作るときは大体こんな感じでマップ全体の簡略化したイメージをまず作って、
床とかを同じパターンの繰り返しでうまくつながるように微調整し、
↓こんな感じでばらして部材にしてる。
mapchipimage2.png


タイルに分解してしまうと大して量ないなって思うけど、準備すると結構かかる。

Posted on 23:47 [edit]

category: ゲーム制作

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男性練習  


a2.png


GWは家事やってプログラム組んでたら終わった・・

Posted on 21:41 [edit]

category: ドット絵

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ブログ移行の件  

旧ブログの更新をしようと思ったらログイン不可になっていたので、新ブログに移行しました。
・直近の生存確認は基本的にはtwitterが良いです。
・過去絵が散逸していたのでひとつ前のエントリにいったん集約しました。
・FC2ホームページの有料版もとったのでこちらも徐々に更新をかけます。
 →アドレスはプロフ欄に書いた

ホームページのほうはTONYU2で構築したゲーム置き場にします。

Posted on 14:21 [edit]

category: 雑記

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